学長挨拶

KVA祭によせて

筑波学院大学 学長  望月義人

 今年もKVA祭が開かれることになり、心からのお祝いと激励の言葉をお贈りします。

 毎年のことですが、学生の皆さんの展示や実演を見るにつけ、模擬店を訪れるにつけ、驚くことばかりです。

「○○いかがですかー」という模擬店での巧みな呼び込みの掛け声、学外からのお客様へのきびきびした案内、ジャグリングの華麗な技……。KVA祭で目にする学生の皆さんの表情は、授業で出会うそれとは明らかに違います。おとなしそうな人の意外な面を垣間見たりするのは、KVA祭における私の楽しみの一つでもあります。

 今年のテーマは「KVA FESTIVAL Next Stage」。次のステージを目指す、若く可能性を持った本学の学生の皆さんにふさわしいテーマです。

 KVAは、筑波学院大学の理念である、知識(Knowledge)の啓発、徳性(Virtue)の涵養、技術(Art)の錬磨を意味しています。

   学生一人ひとりがKVAの理念を実践することで、それぞれの人生における「Next Stage」を切り開いていっていただきたい。KVA祭が、そのきっかけの一つになってくれることを強く望んでやみません。

 訪れるお客様や仲間たちとともに今回のKVA祭を楽しみながら、学生の皆さんが自身の成長の場として活かしてくださるよう願っています。

 KVA祭に来てくださった方々にとりましても、有意義な時間を過ごしていただければ誠に幸いなことと思います。これからも本学と学生への更なるご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。